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~ 諏訪を愛した画家『西岡瑞穂』秘蔵の作品 ~            



明治21年(1888)~昭和48年(1973)
85歳没。
高知県安田町出身。
1912年 東京美術学校(現東京芸術大学)図画師範科卒業。
      諏訪地方で教鞭をとったことが機縁で諏訪に住み、制作を続けた画家。
      諏訪中学校教師となり、生徒に武井武雄・清水多嘉示らがいる。
1925年 フランスへ自費留学し、絵画研鑚をつむ。フランス官展で入選。
1928年 帰国後は満 州や高知へ写生旅行を重ね制作するも、画壇とは一線を画し、
      生涯を真摯で超俗的な作画活動を送った。

清廉な人柄、練達な作品。週間の予定が17年間も高知に滞在するような自由気ままな
放浪の旅を送り、郷里四国の風物を描きまくった。力強く奔放な筆使い、物の美を見抜
く鋭い眼力がうかがえ、実在感ある重厚な画面をつくりあげた。


N①  西岡瑞穂 『奈良(鷺池)』 6号 水彩
 

                 昭和28年5月22日(65歳作) 奈良旅行時

( 絵寸法 36.5cm × 24.5cm  額寸法 49.1cm × 37.0cm )

    



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瀬戸 團治

明治38年(1905)~平成3年(1991) 85歳没
辰野町に生まれる。上伊那郡伊北農商学校農科を卒業。
大正13年上京して鶴田吾郎に洋画を学び、翌年曽宮一念に学ぶ。
昭和2年頃より太平洋画会研究所に入り、中村不折、中村彝、中川紀元らに師事。
4年郷里に帰り小学校教員となり、以後11年間在職する。
この間の8年、構造社の斎藤素巌に彫刻を学び、翌年構造社展に初入選、以後出品を続ける。
また、11年文展鑑査展に「女の首」で初入選。
13年第2回新文展にも「K子胸像」で入選。
19年帰郷し、農業を営みながら制作を続ける。
戦後も日展に出品を続け、25年第6回日展出品作「たか子さん」、
26年第7回同展出品作「静姿」で2年連続特選受賞。
33年日展会員となり、57年日展参与となった。
人物像、肖像を得意とし、写実を重視した堅実な作風を示した。
動きの少ない静的なポーズを好み、モデルの存在への敬意を漂わせる。



 
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