~ 大森光彦作品 ~
明治25年(1892)~昭和29年(1954) 63歳歿
上伊那郡朝日村(現辰野町)出身。
愛知県立瀬戸窯業学校(現愛知県立瀬戸窯業高等学校)卒業。
長野県庁に勤務する傍ら善光寺焼を手伝う。
上京し川崎市で働いた後、大正13年、東京都中野に東野窯を開
き陶磁器制作に専念し、松屋銀座や日本橋白木屋で個展を開く。
昭和8年から日本美術協会の審査員。
その後東京工芸学校の講師を務める。
興亜院、大東亜省、文部省の委嘱で中国大陸に渡った。
真紅の鶏血釉や青磁に傾倒した。 弟子に辻輝子などがいる。
大森 光彦 『仙桃益寿図』 半切 紙本 あんどん
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~篠田義一作品~
大正13年(1924)~平成22年(2010) 86歳歿
下伊那郡川路村に生まれる
昭和17年 人間国宝 京都芸術大学名誉教授・近藤悠三の門に入る
昭和24年 日展初入選 以後昭和36年まで日展に出品
昭和28年 長野県展審査員
昭和33年 朝日陶芸賞
昭和43年 朝日陶芸展審査委員長
昭和58年 作陶40年記念展開催
(松本・東京・名古屋・青森・広島)
昭和60年 東京日本橋高島屋に於ける個展。
第20回記念展開催
平成3年 松本市文化芸術功労者
平成4年 長野県文化芸術功労者
『黄磁花瓶』 高さ 21.7cm
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~篠田弘明作品~
昭和33年 京都市に生まれる。5歳より松本市にて育つ。
昭和57年 学習院大学 文学部哲学科卒業
昭和59年 愛知県立瀬戸窯業高校専攻科終了
父、義一に師事。祖父、近藤悠三の薫陶を受ける
昭和63年 塩尻市東山に悠山窯を開く
平成17年 高ボッチ陶芸倶楽部を創設
『栗皮灰釉』 輪花鉢 径 18.4cm 高 6.5cm
『盃』 径 7.2cm 高 4.2cm
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堀田 秀叢 「墨竹」 共箱 大正8年(己未)七月 径 20.7cm 高 4.7cm
明治27年(1894)~昭和29年(1954) 59歳没。
上諏訪生まれ。本名は栄助。池上秀畝に師事。
伝神洞画塾の塾頭。帝展、日展入選。得意は花鳥画・動物画。
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